公認審判員資格

落ちることなし!?

やまたくです。
2017年度の陸上競技審判講習会に行って、公認審判員資格B級を取得してきました。なぜ急に?

  • 暇だったから
  • 陸上やっているのにルールを知らないから

やまたくは、学生時代ずっと野球部で陸上経験はなしです。しかし、アラフォーで突如陸上を始めたため基本的なルールしかしりません。そこで、勉強ついでに受けてみようと思い立ったのが取得理由です。やまたくとしては、生涯現役選手を考えており、審判をするつもりはありませんでしたが、講習を受けた後は審判もやってみてもいいかなと思い出しました。もちろん、選手兼審判です。審判に専念するつもりはありません。

陸上競技審判講習会ってどんなん?

陸上競技審判講習会は、全国各地でやっているようですが、やまたくはユニバー記念競技場の会議室で受けてきました。講習内容は大きく分けて次の2つに分かれています。新規取得は「新規資格取得講習会」だけ受講すればいいようですが、できる限り「伝達講習会」も受けた方が良いとのことだったので両方受講しました。

  • 伝達講習会 13:00~15:00
  • 新規資格取得講習会 15:00~17:00

持ち物

以下がやまたくが持って行った持ち物です。

  • 写真4.5cmx3.5cm
  • お金
  • 筆記用具

講習要項には、ルールブックや審判ハンドブックも記載されていますが、陸連のウェブサイトからダウンロードしようと思ったら相当量が多かったので、事前に確認したら不要とのことだったので、持って行きませんでした。実際に当日の講習でも使いません!。当日配布される資料以外使うことはありません。

心配であればスマホで見れる様にだけしておけば良いかと思います。ただ、椅子だけで机とかはないのでノートPCは厳しいです。

写真は、直前に阪急三宮駅で撮りそのまま持って行きました。指定サイズは4.2cmx3.2cmですがそのサイズはなかったので、やまたくが持って行ったのは4.5cmx3.5cmです。これも全く問題無しです。そのまま出しましたが、後で勝手にサイズを調整してくれていました。ハサミは受付で借りることもできますが、持って行った方が慌てずに済むかもしれませんね。

お金は、審判グッズを買わなければ2,000円のみです。伝達講習の700円は新規取得者は徴収されません。

まずは受付

やまたくがユニバーに到着したのは、講習開始の約15分前の12時45分頃。場所は会議室としか情報がなかったのですが、行くとそれらしき人がたくさんおり、すぐに分かりました。

新規資格取得者用の受付があり、用紙に必要事項を書き写真(縦4.2cm、横3.2cm)とお金2,000円を払えば終了です。お金は、伝達講習が700円、B級新規取得講習が2,000円ですが2,000円しか徴収されませんでした。受付時間は約10分もあれば終わります。

伝達講習の内容

受付が終了し、講習が行われる隣の会議室に移動すると、既に人が200人~300人もの人がいました。椅子が会議室いっぱいに置かれているのですが、あまりギリギリに行くとなくなります。実際に立って講習を受けておられた方も数名。2時間たちっぱはかなり厳しいので、少し早目に行くようにした方がいいですね。

講習の内容は、S級資格に昇格した人の表彰とルール改正の内容をひたすら伝えていくのみ。

B級の新規資格取得は試験もあると書かれていたので、やまたくはこの間ひたすらB級新規取得講習用の資料の方に目を通していました。もちろん、伝達講習の内容も片耳で聞きながら・・・。

講習は予定より少し早目に終り、10分の休憩後、引き続きB級新規取得講習。

B級新規取得講習の内容

新規取得者以外は終了なので、ここで人数が一気に50人くらいに減ります。

講習内容は各競技の大まかなルールなどを資料に沿って順に説明してもらえます。陸上経験者であれば全く問題ない内容だと思います。そして、最後にいよいよ筆記試験!

問題数は12問

試験の問題は、基本的には資料にすべて書かれている内容です。やまたくは、ルール無知の人間でしたが、伝達講習中も資料に目を通していたので一通り解答できました。言い換えればその程度です。講習中の話しを聞いていれば大半は分かる内容ですが、数問は講習で読み飛ばされた箇所からも出題されていました。ただ、これも陸上経験者であれば容易な内容です。

まぁ、これで合格点には達したかなと思っていると・・・。

『それでは、答え合わせしま~す!』

えっ!そうなん!?
答案は回収されずにその場で答え合わせ。

要は、この筆記試験で落とされることはありません。

本来、B級公認審判資格を取るには、以下のことが必要になります。

  1. 講習を受講する
  2. 筆記試験に合格する
  3. 陸上競技協会に所属する
  4. 競技会にて実技訓練2回受講する

しかし、実際のところ『講習を受講する』と『陸上競技協会に所属する』だけで取得完了となります。実技訓練は、B級公認審判資格を取る人は皆、陸上競技に関わる人だろうから各自で積極的に審判員として参加してねというだけで留まり、実質の免除です。まぁ、A級、S級へ昇格していくには審判実績も問われてくるので、必然的に実技が必要になってきますけどね。

そして、講習終了後に審判手帳を受取って全て終了です。予定時間の30分前くらいに終ったと思います。